豆ポレポレ店長

こんばんは、ポレです。昨日、おととい、の話なんですがカフェドコロンビアの城田サンが来店しました。城田サンは、同業者でコーヒー豆の焙煎だけではなくエスプレッソマシーンのメンテナンスや修理、設置まで手がけてます。スゴいです。一番驚いたのは、焙煎機を自分で作っていてそのマシーンもとてもユニーク、性能も良さそうです。そのトコトンやる姿勢と行動力には、脱帽デス。見習いたいです。やはりコーヒーの話になると目が光ってました(笑)とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。そんな城田サンからボトムレスフィルターとイタリア製のコニカル式のグラインダ－をお借りしました。使ってみると・・・このグラインダー、ボディは小さいのにしっかりと豆を挽くことができる！かなり良い。電気工事は、いらないし、イベントとかに使えるなー、シングルエステートのエスプレッソもこれがあれば出せるよな－。いいなー。

小さなボディのグラインダー

そして、ボトムレスフィルターとそれについていたトリプルバスケット。ずっと気になっていた道具です。ボトムレスフィルターとは見たまんまですが、通常のポルタフィルターの底の部分が無く抽出過程を見ることができます。この底の部分が無いことで通常のポルタフィルターよりもエスプレッソのクレマが多くなり、飲みくちの質感がかわってきます。実際、グァテマラ単一でエスプレッソにしたところ、通常よりも柔らかいケドしっかりした感じになってました。調子に乗って、エスプレッソ用のブレンドで通常のポルタフィルターとボトムレスフィルターでカプチーノも作って見ました。。。あれ？。。。違いを大きくは、感じきれませんでした。抽出の条件は、どちらも同じ豆で同じ通常のバスケットを使用しリストレットダブルを抽出しました。もっと勉強が必要のようです。ただ、抽出の過程が見れるのは、新鮮で楽しいですね。キレイにできたかどうかがシビアに分かる。みえるから。

抽出中、面白いデスネ。

続きましてー、トリプルバスケット。このトリプルバスケット？何グラム入るのかドーシングして量った所コーヒー粉が約19~20g位でした。ついでに通常のバスケットは約17~18g位でした。早速抽出して、カプチーノにしたところ、これまた予想と違う展開になりました。コーヒーの粉のグラム数が多い方がエスプレッソの抽出スピードがゆっくり落ちるハズなのに抽出スピードが通常バスケットよりも早い。何回やっても早い。そこで、よーくバスケットを見比べてみると、このトリプルバスケット？通常のバスケットよりも抽出する所の穴の開いている範囲が広い。通常のバスケットは直径4.3cmの範囲にたいしてこのトリプルバスケット？は直径4.8cmの範囲。直径5ミリ分穴が開いている範囲が広い。穴がたくさん開いている事はその分早くエスプレッソが落ちる。(勝手に仮定して納得)でも、このバスケットの穴の開いている範囲というのはメーカーによって違うのかな？
気を取り直して、このトリプルバスケット？と通常のバスケットでカプチーノを作って飲み比べました。抽出する条件は、どちらも30~35秒の範囲で27~30mlの抽出というククリで飲み比べました。予想と違う結果になりました。グラム数が少ない通常バスケットの方がコクを感じました。ミルクに負けてません。対して、トリプルバスケット？の方は抽出する条件をクリアするためにコーヒーの粉を細かくしてるんですが、コクが弱く感じました。ミルクに負けてはないのですが、何か足りないかんじです。何でしょうね？見た目はどちらも区別つかない色でした。

通常バスケットのカプチーノ

トリプルバスケット？のカプチーノ
今日、書いた感想はあくまでもポレ個人が感じた事ですので正しいとか間違いとかは無いです。ただひとつ、あるとすればもっと深く勉強してモット美味しいコーヒーを届けたいという気持ちを再確認できた事に感謝です。